心を潤すために・・・自助努力


「わたしはダメだな人間だな」
仕事や勉強、家事や育児…ちゃんとやらなきゃとわかっているのに、
うまくできなかったり、ついついサボってしまったり。
ほんとにダメだなぁと自信をなくしてしまうような経験、たくさんありますよね。

私にも、もちろんあります。

しかし、そんな時、自分の心をもっとも傷つけているのは、
実は、自分自身なのです。
「こんなこともできない・・・。」
「こんなことしかできない・・・。」
「ほんとにだめな人間・・・。」などと自分をおとしめて苦しんでいます。

禅語に自縄自縛(じじょうじばく)という言葉があります。
これは自分が発した言葉で自分自身を縛っているということ。
誰も、そんなことを言っていないのに、
誰も、それ以上を望んでいないのに、
自分自身でダメな人間だと思い込んで苦しむ。

文字にすると、なんとおかしなことか!?

しかし、それが人です。
なぜなら、これは向上心の表れであり、
向上心があるから、“結果”に対する不安や、
過去にあった他者からのダメだし(=評価)を恐れて
条件反射的に出てしまうクセのようなものです。

一番怖いのは、そうして、結果的に、何もしなくなってしまうこと。

私の活動は、人の心が “潤い” “豊か” になるには、どうしたらいいか?
そうしたことを考え活動しています。

現在、さまざまな制度があり、支援を受けることができます。
こんな時代ですが、支援を受ければ〈生きていくこと〉はできます。
しかし《支援してもらうこと》を待っているだけでは、
残念ながら〈心や気持ちは満たされません。〉
なぜなら、自分の気持ちを満たすことができるのは、自分だけなのです。
つまり、心というのは “何か” によって心が満たされるのではなく、
自分自身の “自助努力” によって 心が満たされるのです。
※自助とは・・・自分の身は自分で守る。困難を自分の力で切り抜けること。

人は一生懸命、自助努力をしている人には、必ず誰かが助けてくれます。
もちろん私もできることをお手伝いします。
でも、困難に立ち向かうことなく、
最初から他者をあてにする人に、人は助けてくれません。

困難に立ち向かうということは勇気が必要です。
もしも、うまくいかなかったらどうしよう・・・。という不安にもなります。
そうした不安の “気持ち” を理解するためのRe:Homeアカデミーです。
大切なことは〈結果〉ではありません。行動する、行動した《気持ち》です。

一見、同じことのように思われますが、
自ら行動したことと、
人をあてにして行動しなかったことには、
大きな隔たりがあります。
大切なことは〈結果〉ではありません。行動する、行動した《気持ち》です。
(大切なことなので二度言いました(笑))

行動することに不安だ!という気持ちを理解すること。
また、行動した or 行動しなかった → この違いを理解すること。
こうしたことを理解し合うことが大切だと考えています。

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